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2019-01-12

トートタロットとは

数秘はもともとカバラなどの叡智から成り立っていますので、数秘を読み解くためにはタロットや占星術の知識が不可欠です。ここでは、トートタロットについてまとめてみたいと思います。

タロットの歴史

タロットの起源は、中国・韓国・インド・エジプト・ユダヤといった広範囲にわたる国だという説はありますが、明らかな定説はないようです。ただ、タロットが14~15世紀のヨーロッパ社会に流通していたことは確かなようです。このころは吉兆占い的に使われていたようです。

18世紀後半、歴史的秘密結社「ゴールデンドーン」の中心人物にアレスター・クロウリーとアーサー・エドワード・ウェイトがいました。アレスター・クロウリーはのちにトートタロットを、アーサー・エドワード・ウェイトはライダー版を発刊しました。

トートタロットの歴史

イギリスの有名な神秘学者でありチャネラーのアレスター・クロウリー(Aleister Crowley 1875-1947)は、古代からある占星術、数秘学、カバラ、易、神話学、運命学など、多くの違ったタイプの伝統的な智慧や霊性へ至る道を統合し、トートタロット(Thoth Tarot)に書き起こしました。イラストは、女流画家フリーダ・ハリスが描いています。

1938-39年 クロウリー「トートタロット」の作成開始
1944年 クロウリーによるタロット解説書『トートの書(英語版)』の挿絵として発表
1947年 クロウリー死去
1962年 ハリス死去
1965年 トートタロットカード化
1969年 クロウリーの友人により出版
1984年 日本で発売

トートタロットの仕組み

Majorアルカナ(アテュ)と呼ばれる大アルカナ22枚と、Minorアルカナ(スモールカード)と呼ばれる小アルカナ56枚のカードで構成されています。

●Majorアルカナ(大アルカナ)
霊性への旅の道標・宇宙
人間いかに生きるべきか
神託
運命の動き
変容のプロセス

●Minorアルカナ(小アルカナ)
40枚・・・スートカード
16枚・・・コートカード
Majorカードの運命の動きを受けて実際にどうアプローチするか。

トートタロットの特徴

ウェイト版など他のカードと比べると、クロウリー独自の解釈も加わっておりかなり相違点があります。特に大アルカナや小アルカナのカードの名称変更が多く、以下の大アルカナが名称変更されています。

『正義』JUSTICE → 『調整』Adjustment
『運命の輪』WHEEL OF FORTUNE → 『運命』Fortune
『力』STRENGTH → 『欲望』Lust
『節制』TEMPERANCE → 『技』Art
『審判』JUDGEMENT → 『永劫』The Æon
『世界』THE WORLD → 宇宙』The Universe

また、小アルカナも、人物札(コートカード)の名称が変更されています。

『小姓』Page → 『王女』Princess
『騎士』Knight → 『王子』Prince
『女王』Queen → 『女王』Queen
『王』King → 『騎士』Knight
 
トートタロットの特徴としては、ユニバーサルトゥルース(宇宙の法則・普遍の智慧)を紐解いている点や、霊的成長へのアプローチを可能にした点にあるといわれています。

またトートタロットは、それぞれのカードがユダヤ教の神秘主義思想であるカラバの奥義「生命の樹(セフィロトの樹)」に当てはまるので、生命の樹や占星術などの関連性から、カードの意味を読み解いていくものとなったようです。


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