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2016-07-06

おかげ参りとおかげ犬

おかげ参り

「伊勢に行きたや 伊勢路が見たや せめて一生に一度でも」
江戸時代に盛んになったお伊勢参り
月に何百万という規模の人々が伊勢を訪れたといわれています。

誰もが一生に一度は行きたいけど
そう簡単に行けるものではありません。

無事にお伊勢参りができるのは、
目には見えない神様のおかげ。
そして道中の人々の「施行(せぎょう)」と呼ぶ様々なお世話のおかげなのです。

だからお伊勢参りは、「おかげ参り」と呼ばれるようになりました。

おかげ参り

施行とは、お伊勢参りの旅人が無事に念願を果たせるよう、
道中の人々が宿や食事、風呂、路銀などを施すこと。

施行をすれば徳を積めるという考えから、
参宮道中の誰もが進んで行なったと伝えられています。

江戸からは歩いて片道15日間。
伊勢に参るときは、特別な手形のようなものを持っていたそうです。

おかげ犬

おかげ犬とは、その昔おかげ参りが流行っていたころ、
ご主人様が急用急病で行けなくなったとき、
飼い犬がかわりに旅費を首につけてもらって、
同行の人と一緒に代参したお話だそうです。

「おかげさま」という言葉
とても素敵な日本語だと思います。


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